
多店舗展開、システム連携がボトルネックになっていませんか?
本コラムでは、大手有名企業も実践する、システム連携による業務効率化と売上向上の秘訣を事例を交えながらご紹介します。
目次
1. 個別開発の限界… 莫大なコストと時間で疲弊していませんか?
コロナ禍をきっかけに、リアル店舗からECへとビジネスの軸足を移す企業が急増しました。
しかし、その障壁となったのがECと自社システムとの連携です。
ECと自社システムの連携を独自(個別)開発している場合、EC展開を加速しようとすると、まず自社システムにおける要件定義が必要となります。
その後、見積もり→社内稟議→開発→各種テストを経て、ようやく新たなEC展開が可能になります。
これには数か月、もしくは1年以上かかることもあり、スピード感が求められるEC市場においては大きな足かせとなります。売り上げが厳しいのは今なのに…。
そこで、クラウド型の一元管理システムがECと自社システムの間に入る、という考え方が重要になってきました。
一元管理システムと自社システムが連携することで、新たなEC展開を行う際に、
一元管理システムがハブとして機能し、データ調整を担います。
これにより、自社システムの改修を不要になるか、あるいは最小限に抑えることが可能となり、迅速なEC展開を実現できます。
■ハブとしての一元管理のイメージ(CROSSMALLの例)
2. CROSSMALLが最適解!柔軟なシステム連携で、変化の激しいEC市場を勝ち抜く!
楽天市場での「SKU プロジェクト」や「定期購入プロジェクト」などのように、EC モール側は常に購入者の買いやすさを求めて新機能や仕様変更をリリースし続けています。
ECモール側の新機能は、他店に先駆けて利用を開始する方が先行者利益に繋がりやすく、
売上に直結するケースが多くあります。しかし、ここでも障壁となるのが独自(個別)開発している自社システムです。
新しい機能を利用しようとすると、要件定義から着手せざるを得ないため、ライバル店に先を越されてしまうという状況が生まれてしまいます。
このような状況においても、一元管理システムが重要な役割を果たします。
クラウド型の一元管理システムを導入し、ECモールと自社システムを連携させることで、
ECモールの新機能や仕様変更をスムーズに自社システムに取り込むことができます。
一元管理システムがハブとなり、「新機能、仕様変更を吸収」することで、自社システムの改修が不要になるか、
もしくは最小限に抑え、迅速に新機能を利用することが可能となります。
このような一元管理システムの一例として、「CROSSMALL(クロスモール)」があります。 「CROSSMALL」は、複数のECモール・カートの受注・在庫・商品を一元管理し、 EC運営を効率化するクラウド型サービスです。自由度の高さ(汎用性)に高い評価をいただいており、 個別開発を行わずとも各社の運用に沿った効率化が図れます。 さらに、WMS(倉庫管理システム)や販売管理システムなど外部システムとの連携も行いやすい仕様となっています。
3.【導入事例】釣具のキャスティング様、CROSSMALL導入で年間数百万~数千万円のシステム開発コスト削減!
全国に50店舗を構え、楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーも受賞されている「釣具のキャスティング 楽天市場店」様では、
2016年よりCROSSMALLをご利用いただいております。
導入をご検討いただいた背景には、今後のEC事業規模拡大を見据え、ECと自社システム(基幹システム・物流管理システムなど)を
シームレスに連携させる必要がありました。
しかし、自社システムを改修してECと直接連携するには、莫大な開発費用と期間がかかる上、時流に即したEC展開の足かせになるのではないかという懸念がありました。
そこでCROSSMALLと基幹システム、物流管理システム、さらにはグループ会社のシステムとも連携させることで、
これらの懸念は解消され、思い切った事業展開が可能になりました。
導入前と比較し、数百~数千万円システム開発コストを削減できたほか、当時6店舗で展開されていたECショップは、現在では倍以上に拡大しています。
現場担当の伊藤様からは、「楽天市場の新機能や仕様変更、また新たなEC展開を始める際に、
CROSSMALLのおかげで、複数ある自社システムのことをほぼ考えずに進めることができるので非常に助かっています。
CROSSMALLの対応スピードも速いので、弊社としてもそのスピードで新たな展開にチャレンジできています!」というお言葉をいただいております。
▼「釣具のキャスティング」様HP

▼ご担当の伊藤様

4.システム連携こそチャンス! スピード挑戦でECの成功を掴む
EC業界を取り巻く環境の変化は、日増しに加速しています。これまで当たり前だったことが、あっという間に過去のものとなり、新たな手法や機能、領域が次々と生まれています。
その多くは、購入者の利便性(買いやすさ、探しやすさ)向上を目的としているため、取り組めば取り組むほど、チャレンジすればするほど、購入者に喜んでいただけ、結果として売上にも繋がるはずです。
私たちの役割は、そのようなチャレンジ精神をお持ちの企業(店舗)様の思いを、規模に関わらず、「システム上の制約でできない」という理由で諦めさせないことだと考えています。
貴社のEC事業拡大をこれまで以上に加速させるために、一元管理システムの導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。
本コラムは、RMSサービススクエア参加企業様にご提供いただいた記事です。
内容は各社、独自の知見に基づくものであり、楽天グループ株式会社としての公式見解を示すものではありません。
記事内容に関するご質問やお問い合わせは、直接企業様へお願いいたします。
また、具体的な施策の実施にあたっては、担当ECコンサルタントまたは店舗運営Naviにて最新の情報をご確認ください。
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CROSSMALL(クロスモール)
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