楽天ランキング、活用できていますか?
楽天市場で日々更新されている「楽天ランキング」。
実は、売上を伸ばしている店舗さまが上手に取り入れている販促チャンスのひとつです。
たとえば、受賞実績を商品ページに反映したり、
キャンペーンと組み合わせて流入を伸ばしたり——
ちょっとした工夫が、お客様の購入意欲を高めるきっかけになることも。
この記事では、「ランキング施策はまだしたことがなくて…」という方に向けて、
基本から活用事例まで、わかりやすくご紹介していきます。
目次
1. 楽天ランキングとは?
楽天市場には「いま売れている商品」が一目でわかるランキングが用意されています。
楽天ランキングページ

ランキングはさまざまな切り口で集計されていますが、注視すべきなのは「期間別ランキング」と「ジャンル別ランキング」です。
■ 期間別ランキング
- リアルタイムランキング(約15分ごとに更新)
- デイリーランキング
- 週間ランキング
- 月間ランキング
- 年間ランキング
■ ジャンル別ランキング
ジャンルごとに集計されたランキングで、「レディースファッション > ワンピース」など、サブジャンルまで細かく分類されています。
■ リアルタイム × サブジャンル がねらい目!
ランキングに挑戦するなら、「リアルタイムランキング × サブジャンル」での入賞がおすすめです。
リアルタイムランキングは更新頻度が高く、短時間での売上集中でも順位が大きく動くことがあります。
また、ジャンルが細かいほど競合となる出品数も少なく、自分の商品が入賞しやすい傾向があるのです。
知らないうちにランキングに入賞している可能性も、十分にあります!
2.受賞すると、どんな効果が?
ランキングに入賞すると、さまざまな販促効果が期待できます。
楽天ランキングページからの新規流入
楽天ランキングは人気のコンテンツのため、ランキングページを経由した商品へのアクセス増が期待できます。
特にデイリーや週間ランキングの上位に入ると、ランキング掲載期間が長いため効果的です。
商品ページに「受賞実績」を掲載することで、信頼感をアピール
ランキングに受賞した実績を商品ページでアピールすることで、
「この商品、売れてるんだ」
「自分以外の人もこの商品を選んでいるんだ」
という印象をお客様へ与え、購入を迷っている方の背中をそっと押す役割を果たします。
3.あの店舗は、こう活用している!
楽天ランキングを戦略的に活用している事例として、
弊社の系列企業であり、楽天市場で20年以上の運営実績を持つ「オーガランド」での取り組みをご紹介します。

商品ジャンル: ダイエット・健康
地域: 鹿児島県
店舗紹介の例:100種以上の商品を販売しているサプリメント専門店。2007~2016年にかけて 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを10年連続受賞。 回数縛り無し&途中解約OKの定期購入が人気。
■取り組み1:ランキング入賞を「狙って」、イベントを設計する
オーガランドでは、ユニークなイベントを頻繁に開催していますが、その裏では「ランキングに入賞させる」ことが前提となっています。
リアルタイムランキングは15分ごとに更新されるため、短時間で売上を集中的に作ることが、入賞の鍵になります。
“「セール開始直後に注文が集まりやすいよう、時間帯や条件を調整しています」” (オーガランド 担当者)
■実際の工夫
- アクセスが増える時間帯にセールを開始する
- 楽天のイベントに連動し、開始時間を揃える
- お客様にセール日時の予告をして期待感を高める
- 限定クーポンやポイント還元で、“今だけのお得感”を演出
<セール予告の例>
例1:LINEでのお知らせ

例2:メルマガでのお知らせ

販売の勢いを意図的に作るこうした仕掛けが、ランキング活用のポイントです!
■ 取り組み2:受賞したら即、商品ページへ“実績”を反映
ランキングは、入賞した直後こそ注目が集まりやすいタイミング。
リアルタイム性を重要視して、イベント開催中も常に商品ページをアップデートしています。
“「人力では難しい部分もあるので、ツールを活用してすぐに商品ページに受賞情報を掲載しています。同時に複数受賞した場合は、それをよりアピールできるバナーを自作するなど工夫しています。」”(オーガランド 担当者)
■実際の運用:
- ・ 受賞情報を自動で検知し、即時で商品ページに掲載
- ・ 複数受賞時は“まとめて伝える”バナーを作成し、目を引く工夫を追加
利用しているのは 「rankstamp」 というツールで、ランキング受賞実績を自動で商品ページに反映がでます。
<ツールを使った受賞実績の掲載例>
例1: リアルタイムランキング・総合部門1位

例2:リアルタイムランキング・サブジャンル1位

こうしたスピード感のある地道な対応が、イベントの成功をさらに後押ししています。
■ イベント成功の好循環に!
セール開始直後にランキングに入賞できると、ランキングページからの流入によりさらに売上を伸ばし、ランキングを維持・再入賞へとつながり——。 自店舗の力だけで集客するよりも、ランキングの仕組みを味方につけることで、売上アップの幅がぐっと広がる印象です。
4.【実践】 次回イベントでランキング受賞を目指そう!
「なるほど、ランキングって活用できるんだな…」
そう思っていただけた店舗様に、次のイベントですぐ使える実践のヒントをまとめました。
■1. 競合が少ないジャンルの商品を用意する
受賞を狙いやすいジャンルの商品を、イベント対象として準備しておきましょう。ジャンルの選び方ひとつで、ランキング入りの可能性はぐっと高まります。
■2. タイムセールやクーポン施策を合わせる
楽天イベントの開始・終了タイミングに合わせて、店舗独自のタイムセールやクーポン配布を重ねることで、短時間に注文が集中する流れをつくりやすくなります。
■3. ショップページやメルマガで予告をしっかり行う
イベント前には、ショップページ・メルマガ・SNSなどで積極的に予告を行いましょう。楽天市場全体として、大きなイベント前に買い控えの動きが起きやすい傾向があります。だからこそ、そのタイミングで自店舗の“お得感”をはっきり伝えておくことが重要です。イベント期間中にしっかり売上を積むためにも、お客様に「ここはお得そう」「狙い目かも」と事前に認知してもらえる状態を整えておきましょう。
■4. 受賞情報を掲載する準備を行う
ランキングに入賞できた際、すぐに商品ページでアピールできるよう、バナー画像のひな形や掲載スペースを事前に整えておきましょう。
5.まずは、「ランキングを受賞していたかも?」の見える化から
楽天ランキングは、リアルタイムで変動しているため、
気づかないうちに受賞していた…ということも、実はよくあります。
でも、毎日すべての商品をチェックするのは現実的ではありませんよね。
そんなときは、入賞履歴を自動で記録・表示してくれるツールが便利です。
たとえば、弊社が提供している「rankstamp(ランクスタンプ)」なら、無料プランでも毎日ランキングを自動でチェック。
<「ランキング受賞履歴」機能>

一覧で履歴を見られるので、「この商品、実は1位を取ってた!」なんて発見があるかもしれません。
小さな受賞も、はじめの一歩に。まずは現状を知るところから、はじめてみませんか?
※本コラムは、RMSサービススクエア参加企業様にご提供いただいた記事です。内容は各社、独自の知見に基づくものであり、楽天グループ株式会社としての公式見解を示すものではありません。
記事内容に関するご質問やお問い合わせは、直接企業様へお願いいたします。また、具体的な施策の実施にあたっては、担当ECコンサルタントまたは店舗運営Naviにて最新の情報をご確認ください。
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